2009年10月10日(土)東京・新宿住友ビルにおいて、本年度も協会主催のJDCAフロンティア会議が開催されました。このイベントは広告デザイン界をはじめ、一般社会に向けた普及活動の一環として毎年1回開催しているものです。
会場には全国各地から協会員や一般の参加者など、大勢の方々にお集まりいただきました。本年度のイベントは、協会アドバイザーの現代書家・岡本光平氏をお迎えして『京都の看板と暖簾の書』と題した講演を行いました。三十数年にわたり、日本中の古い町の古い看板を撮り続けてきた二千点を超える中から、100数十点の「京都の看板と暖簾」を映写公開いたしました。来年中には書籍として出版される予定ということです。
フロンティア会議は、中川副理事長のあいさつに始まり、久木田理事長からは、当協会の活動紹介やデザイン書道界の現状についての紹介があった他、参加者からの質疑などにも応えていました。日本デザイン書道大賞の表彰式には、遠方からも受賞者4名が顔を揃え、それぞれの受賞者スピーチに参加者から拍手が贈られていました。
会議終了後のレセプションでは岡本光平氏を交えながら、参加者との交流もあり、終始賑やかな雰囲気となりました。