当協会は昨年12月14日(月)~25日(金)の期間「デザイン書道で彩る年賀状2010展」を大阪市北区の朝日新聞大阪本社1階のアサコムホールで開催いたしました。
この企画は、一昨年前の12月に開催した「広告の中の筆文字展」に続く第2弾の合同作品展で、期間中は土曜日の休館にも関わらず、600名を超える来場者が訪れ、その関心の高さをみせていました。同展は、全国各地の協会員36名が手掛けた250点を超える完成年賀状を一堂に展示したものです。
作品は今年の干支「寅年」にちなんだ、さまざまなアイデアの作品が寄せられ、ご来場いただいた皆さまには、毛筆によるダイナミックな躍動感や味わい深い表現を感じていただき、デザイン書道の魅力を存分にご覧いただくことができました。
日本の文化である年賀状は、ちょっとした和のしつらえで、大切な方へ新年の慶びの心を伝えるものです。美しく、華やかに、年賀状のデザインもさまざまですが、シンプルでありながらも非常に奥深さを感じます。いまでは「和」をモチーフにした現代的なデザイン展開で、筆文字とビジュアルで彩られた年賀状も年々増えてきました。