2011年11月19日より私達JDCA協会にとって初のワインラベルデザイン展が開催されました。会場の甲州市勝沼ぶどうの丘の会場は、111本のワインボトルに囲まれ熱気に溢れておりました。司会の高橋淳子理事の第一声でシンポジウムは幕を開けました。
始めに主催者としてJDCA鶴田理事長が挨拶、プロジェクトのこれまでの経緯と意義について述べました。
続いて地元主催者である甲州市田邊市長が壇上に立ち全国から集った協会員へ歓迎のご挨拶を頂きました。お話の中で審査について触れられ「どの作品も和の持つ魅力を最大限に引き出し、個性あるデザインを多くみさせていただきました。大変興味深いものでありました」と最大の評価をされていました。
次に来賓として勝沼ワイナリー協会鈴木会長より「この度、山梨で初めてのワインラベルデザイン展が開催させますことは、我々ワインに携わっている者にとりまして、本当に光栄に思います。」と歓迎の挨拶を頂きました。
受賞者の発表
続いて甲州ブランド大賞2点、各ブランド毎に1点ずつブランド賞を地元の関係者の方に選考して頂き、その受賞者が発表されました。
甲州ブランド大賞には東京の大谷美游さん、同じく東京の大野詠舟さんが選ばれ甲州市長より賞状と記念のワインを授与され、受賞の挨拶をしました。大谷美游さんは「商品のイメージに合うように特殊な筆を使った」という制作秘話を披露して頂き拍手喝采となりました。
続いてワイナリー賞を代表して兵庫県の藤田幸絵さん、ワイナリーブランド賞・甲州市地域ブランド賞受賞者を代表して、東京の多田美恵子さんが壇上に上がり、勝沼ワイナリー協会鈴木会長より賞状と記念のワインを授与されました。そしてゲスト、タイポグラファーの第一人者、味岡伸太郎氏による基調講演が行われました。
パネルディスカッション
休憩を挟んでパネルディスカッションが行われました。パネラーは甲州市長 田邊篤氏、勝沼ワイナリー協会会長 鈴木卓偉氏、味岡伸太郎氏、中川道代JDCA副理事長の四氏が並び、鶴田理事長が進行役として進められました。
この後会場を移動してワイン交流会が行われ、地元の関係者の方々とワインを飲みながら交流を深めました。
受賞者一覧
甲州ブランド大賞
大谷 美游、大野 詠舟
ワイナリー賞
今泉 哲、太田 芙蓉、大橋 アキラ、鈴 鳴月、多田 美恵子、田村 嘉野、藤田 幸絵
ワイナリーブランド賞
五十嵐 須三子、大江 文彦、小川 翔月、高橋 淳子、堀 馨泉、堀本 虹馬、山田 あかね
甲州市地域ブランド賞
足立 紀美子、入山 隆一朗、内田 彩燕、大江 文彦、白川 香翠、多田 美恵子、田村 嘉野、吉垣 奈美代