2016年11月12日(土)東京・新宿住友スカイルーム47階において、協会主催のJDCAデザイン書道フォーラム2016を開催いたしました。
このイベントは広告デザイン界をはじめ、一般の方々にもデザイン書道の理解を深めていただき、その普及・発展を目指して毎年開催しているものです。本年度は午前と午後の二部に分けての開催となり、午前の部では「第18回日本デザイン書道大賞」「第1回筆文字で伝えたいことば大賞」の表彰式が執り行われ、午後の部では、ゲストにデザイナーの梅原真さんをお迎えし「笑うデザイン」と題した講演が行われました。
晴天に恵まれ当日は、午前の部・午後の部ともに全国から80名を超える方々にお集まりいただき、大盛況のうちに閉幕いたしました。
午前の部:「第18回日本デザイン書道大賞」「第1回筆文字で伝えたいことば大賞」表彰式
協会員の江川美揮子さんが司会を務めるなか、高橋副理事長の開会の挨拶に始まりました。会場は表彰式を待つ小学生や高校生をはじめ、そのご家族らが緊張した面持ちの中、久木田理事長は「子供には習字を好きになってもらう事、そのためには自由に表現する時間があってもいい。子供の時にしか書けない線がある。これを機会に親子で書を楽しんでほしい」など総評を述べました。
午後の部:梅原真さんによる講演「笑うデザイン」
副理事の矢部澄翔さんが司会を務めるなか、理事長がプロジェクターを使った協会の紹介を行いました。梅原氏の講演では、日本の地域にある物産や観光をテーマにしたデザインの考え方や取り組みなど、自らの経験をもとに、大変惹きつける話しで参加者を楽しませてくれました。閉会後はレセプションが行なわれ、大勢の方々との交流を楽しみました。