9月24日東京八重洲でデザインをメインとしたワークショップが開催されました。
これは11月に開催されたラベルデザイン展への出品デザイン作成のための実践的な内容となりました。 講師は大橋アキラ理事が担当し前半はデザインの概要についてのレクチャーを行い、後半はテーマに合わせ、書を作成し各人が自分の作品の具体的なデザインイメージを作り上げるディレクション作業の実践練習を行いました。
前半のレクチャーではデザインについて重要なポイントをキーワードを出しながら解説がなされました。一例を挙げると「デザイナーは代行業」これはお客様の会社という感覚ではなく私の会社という一人称の意識で取り組むことによりデザインという仕事の目的達成度を高めることに繋がるという事、また「慮る心」これは相手の言葉の奥にある思いを感じ取ることが大事だという事など、デザインの根本的な役割などについてのお話がありました。
後半の実践編では短時間でしたが参加者一人一人が自分のデザインイメージを作り上げることが出来、やはり「書」に携わられている方々は本来デザインセンスが備わっているということを実感する内容でした。
今回のワークショップに先がけて、9月17日に大阪で甲州イベント説明会が開催され理事長を中心に大変有意義な意見の交換がなされました。今回それぞれに参加された方々のほとんどがデザイン展に素晴らしい作品を出品されました。
今回のデザイン書道大賞は、応募総数が前回の約2倍と大幅に増え関心の高まりを実感することが出来ました。